四凶の罠に導かれた、最悪の一歩

深山にひっそり佇む、寂れた神社。
人知れず封印された「悪の妖たち」が、時を越えて再び動き始めた。

きっかけは一枚のチラシに導かれた新入生たちの好奇心。
「最高のスタートダッシュを切ろう」と煽る胡散臭い文言に惹かれ、彼らはバスに乗り、山を登る。
その先にあるのは、美麗な御籤と祟りめいた奇妙な現象。

恋を叶えたくて、人生を変えたくて、おみくじを引きに来た少年・星見晴吉。
希望と不安を胸に最後の石段を上り切った彼の手に残ったのは──
たった二文字の、どうしようもない「現実」だった。

これは、願いが歪みを生み、無邪気な選択が闇の扉を開ける導火線となる物語。