いいから騙されたと思って読んでみて(ホラー耐性ゼロの人以外)
- ★★★ Excellent!!!
特にその気もなく偶々覗いただけの自分が、気づくと最終話までほぼ一気読みしてしまっていました(汗 それも次の日仕事の平日の夜寝る直前でそんなに時間も無かったのにです。こんな事は本当に久しぶりです。
カクヨムで活動するとある架空作者のエッセイを転載しているという形で進行するのですが、1話1話の分量はほぼ一画面に収まってしまう程で、非常に一気読みしやすい構成になっています(横読み推奨)ので、そういう意味でも「小説を読む」敷居はかなり低くなっていると思います。
恐らく最初はただ惰性で読み進めるだけになると思いますが(それでも読めてしまうくらい一話一話の分量が少ない)、気づくと先の展開が気になりまくって『次のエピソード』をどんどんクリックする手が止まらなくなります(本当に)
またこの作品は『純然たるホラー小説』であり、特にカクヨムの機能を余す事なく使っていて、サイトに造詣が深い人ほど怖くなると思います。極端な言い方をすると、生まれて初めて『本物のホラー小説』を読んだかも知れません。そのくらいの衝撃でした。
この作者様の天才的な発想力と構成力に敬意を表したいと思います。余程のホラー嫌いでホラー耐性ゼロという人以外は、とりあえず騙されたと思って読んでみて下さい。最後まで読み終わった時、多分あなたはこの作品に★3つ以外を送る事が怖くなっている事でしょう(笑)