宇宙は前にしか進めないタイムマシンだった。

妹を失った姉が、宇宙を前へ進め続ける話。
時間SFの形をしているけれど、読後に残るのは仕掛けよりも喪失の重さだった。救われないのに、納得してしまう。その感じが、ずっと胸に残る。