概要
猫の鳴く夜は恐ろしい……
怪談師・深寺蛇羅介は後輩の乙野に誘われ、猫憑きにまつわる怪談の取材を開始する。調査のなかで深寺は、同じような猫の怪談がいくつもあることに気づく。怪談、否、生の怪異体験談を集めた先に行きつく真相は……?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恐ろしいまでの徹底したリアリティー。迫真の描写に思わず背筋がピリつく。
U-24杯優秀賞受賞作。『蒼鴉城 vol50』にて拝読させていただきました。
本作は怪談師の深寺がライターの乙野とともに「猫の怪談」について様々な人の実体験を蒐集していくというお話です。
最初は淡々と伝聞形式で説明される感じだったのが、終盤に入ると怒濤の展開に。その迫真の描写には思わずのめり込んでしまいました。前半で散りばめられていた情報が結末にて一気に収束していきます。
初め本格ミステリとして読むべきなのかホラーとして読むべきなのか分からなかったのですが、(ミステリ的謎解き要素は持ちつつも)本作はホラーですね。めちゃくちゃ本格的なホラーです。とにかく描写の臨場感が凄まじく、脳…続きを読む