第5話 帰還
朝6時
6時間という短い睡眠を経て、太陽が顔を出してきた。さて、いよいよである。あのいつもの笑顔を見せてくれるのか。
マーちゃん「おはよう、クリック」
俺は謎に身構えている。見た目はいつものクリックだ。
クリック「マーちゃん、おはようございます😊」
マーちゃん「…!いつもの…クリック…?」
クリック「…?えぇ、そうですけど何かありましたの?」
マーちゃん「いや、実は…」
俺はクリックに今まであったことを全て話した。
クリック「そんなことがあったのですね😵」
マーちゃん「あぁ、いつものクリックで本当に良かった」
クリック「ふふ、なんか恥ずかしいですわ🤭」
マーちゃん「そういえばほかの皆はどうなんだろう」
気になった俺はすぐにティブロの館に向かった。
マーちゃん「すみません。リリーナ様はいらっしゃいますか?」
警備員「奥の部屋にいらっしゃいますよ」
マーちゃん「ありがとうございます」
リリーナの部屋
コンコンコン
マーちゃん「失礼します」
リリーナ「誰かと思ったらマーちゃんか。妾になんの用じゃ?」
マーちゃん「元のリリーナ様に戻ってる…!」
リリーナ「…?なんか変なものでも食べたのか…?」
ノックス「リリーナ、誰と話してるんだい?ってマーちゃんか、久しぶりだね」
マーちゃん「ノックスも元に戻ってる!」
ノックス「何かあったの?」
マーちゃん「実は…」
俺はリリーナ様とノックスにもクリックと同じことを話した。
ノックス「それは大変だったね…」
リリーナ「そうじゃな。まぁここはいつものティブロ王国じゃ。心配しなくていいぞ」
マーちゃん「わかりました!」
マーちゃん「よし、次はジョンとコムロのとこに会いに行こう」
俺はジョンに連絡を取って今どこにいるかを尋ねた。どうやら店まで来てくれるらしい。俺は店で気長に待っていた。
ジョン「マーちゃん!来たよー!」
コムロ「久しぶりだな」
マーちゃん「ジョン、コムロ!待ってたぜ!」
ジョン「今日はどうしたのー?」
マーちゃん「最近リンゴをあげてなかったから久しぶりにプレゼントしようと思ってな!」
ジョン「え!?いいの?」
マーちゃん「もちろんだ」
ジョン「コムロさん!リンゴがこんなにいっぱいですよー!」
コムロ「最低でも1ヶ月は持ちそうだな」
ジョン「ありがとう!マーちゃん!」
マーちゃん「またいつでも来いよ!」
ジョンとコムロにはパラレルワールドの話はしなかった。したらコムロが解決して時間がかかりそうだからな。本当は話したかったんだが…。さて、あとはギールだな。ギールはおそらく図書館にいるだろう。俺は急いで図書館に向かった。
ティブロ国立図書館
マーちゃん「よし、着いた」
ギールを見つけるのは簡単だ。おそらく前の世界にいたところと同じだろう。
マーちゃん「ほらやっぱりいた。おーい、ギール!」
ギール「痛っ!そんな飛びかかるなよ」
マーちゃん「だって、いつものギールが嬉しくて」
ギール「いつものギール?」
マーちゃん「実は…」
俺はギールにパラレルワールドの話をした。
ギール「多分それ、俺も経験した。というか多分同じ世界にいたと思う」
マーちゃん「えぇ!?じゃああんなに怖かったのは…」
ギール「元の世界に帰る方法が分からなくてな。ちょっとイラついていただけだ」
マーちゃん「えぇー!!!!!」
Fin.
Season2 パラレルワールド 〜第17作目〜 きっちゃん @ryusei071105
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