思考の模索すら、キーボードだった――。

ただひたすらに、打ち続けるキーボード。

それが、唯一出来ること。

不穏さを纏いながら、謎を追う主人公。

だが、徐々に明らかになるたびに、心を揺さぶられる。

そして、最後に知る、その衝撃の事実。

それは、大きなカタルシスをもたらしながら、独特の読後感を与えてくれるだろう。

さあ、共に心にタイピングをしよう。

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