このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(57文字)
人が一人一人毎日居なくなるって!こわ~会いたくないです。白髪の女に。それって私のこと
ウルトラマンシリーズのメフィラス星人でしたかね、何も知らない無垢な子供に「地球をあげます」と言わせて地球を乗っ取ろうとする、無茶苦茶な契約を結ばせようとするやつがいましたが、それと似たようなものを感じます。無知で純真、だからこそ子供は無自覚で恐ろしい。そして、ラストの方で思わず身震いさせられることでしょう。いや、ちょっとそれは洒落になってないぞ……。短い作品ですが、しっかりとしたホラー作品でした。
子どもらしいかわいらしい文章で綴られていて、一見怖くないのかな? と思わされます。が、主人公の周りで次々と起こる出来事と、白髪の女の存在。そして最後の結末に、きっとゾッとすることでしょう。短いながら秀逸なホラーです。
この話はちゃんと最後まで読んでほしいです。詳しくはネタバレになりますので、書けませんが、幼さ故にが似合うホラーです。 素晴らしいホラーをありがとうございます。
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