概要
攻略する気はないのに、なぜか最前線がどんどん遠くなります
現代にダンジョン「大穴」が出現した世界。戦闘適性が低く、攻略競争から早々に降りた青年・冬野陸は、誰も欲しがらない固有スキル《領有》を頼りに、第5層の放棄安全地帯で小さな宿屋「fuyu」を開く。客が来るかもわからない、綱渡りの開業初日。温かい飯、清潔な寝床、癒やしの風呂——探索者の小さな不便を一つずつ解決しているだけなのに、宿はいつのまにか、深層帰りの探索者たちの「もうひとつの帰る場所」になっていく。本人はただ静かに暮らしたいだけなのに、気づけば宿はどんどん頼られる存在になっていた。現代ダンジョン×宿屋経営スローライフ。
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