概要
世界が終わっても、ふたりならずっと楽しい。
ある日突然、世界は終わった。
どうしてかなんて、僕にはわからない。
ただ、沢山の人が死んで、生き返って、ゾンビになった。
僕──香室木満灯(かむろぎ・みつひ)は車に乗って、血生臭い世界を旅する。
隣には、大好きな恋人──佐治巧也(さじ・こうや)がいる。
窓の割れたマンションに、ふたりで入り込んで。
電気もガスもないから、火を起こして。
錆びたフォークで、少し焦げたシュガートーストを一口。
これはそんな、僕たちだけの日常の話。
※本作は長編構想ありのお試し短編版となります。
どうしてかなんて、僕にはわからない。
ただ、沢山の人が死んで、生き返って、ゾンビになった。
僕──香室木満灯(かむろぎ・みつひ)は車に乗って、血生臭い世界を旅する。
隣には、大好きな恋人──佐治巧也(さじ・こうや)がいる。
窓の割れたマンションに、ふたりで入り込んで。
電気もガスもないから、火を起こして。
錆びたフォークで、少し焦げたシュガートーストを一口。
これはそんな、僕たちだけの日常の話。
※本作は長編構想ありのお試し短編版となります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界が終わっても、恋をして、腹は減る。
ゾンビが徘徊し、文明が崩壊した世界。
そんな終末を生きる二人の恋人を描いたBLホラーです。
血と腐臭に満ちた世界で描かれるのは、意外なほど穏やかな二人の日常。食べ物を探して、くだらないことで笑って、恋人に甘えて、朝になればシュガートーストを焼く。
世界の終わりという大きな絶望と、「好きな人と美味しいものを食べる」という小さな幸福。その対比がとても素敵でした。
ホラーやBLが好きな方はもちろん、終末もの、ロードムービー的な物語、荒廃した世界で営まれる日常が好きな方にもぜひ。
読み終えるころにはきっと、タイトルの『終末にはシュガートーストを』が少し違って見える作品です。