まだ第1章 明日田新町しか見ていませんが、現段階では主人公にとても安心感があってみてて面白いです。
ギャップそのものが笑いであり、同時に緊張感も生んでいる。 ゾンビに腕を引き抜かれる瞬間も、即死攻撃を紙一重でかわす瞬間も、茜の口調はどこまでも穏やかで丁寧だ。そのギャップに、笑いながら息をのむという奇妙な体験をさせられる。 茜の職業病という設定の活かし方も見事で、解説が単なるギャグで終わらず、ゲームの攻略情報として完璧に機能しているのが気持ちいい。「素人にはお勧めしません」と言いながらわざわざ危険ルートを行く行動原理も、キャラクターとして一本筋が通っている。
死にゲーRTA実況やばい状況、やばいプレイを、淡々とこなす茜ちゃんとその中の人を愛でるチャンネルが、この小説です。茜が光ならゾンビは影。生前の面影が垣間見える各ゾンビの滑稽さと哀愁も、個人的には見どころかなと。