概要
三年間消えた四十七の灯りを、一つずつ確かめ直すまで。
十二歳のリゼは、町じゅうに張りめぐらされた魔法を直す《魔紋継ぎ師》を目指す少女。
壊れたものを見ると、放っておけない。
切れた魔法線なら、すぐに杖を抜いて直してしまう。
けれど、三年前からどうしても直らない場所がある。
姉が死んだのと同じ日に閉鎖された、北旧区。
橋の上から見える四十七本の街路灯は、今も一本残らず消えたままだ。
学院でリゼと組むのは、おとなしい同級生のノア。
リゼが《筆杖》で魔法の線を読み、
ノアが《灯杖》で魔力を流す。
二人で町の古い魔法を直していくうち、リゼは少しずつ気づき始める。
壁の中で鳴る鐘。
十二時だけ水鳥を作る噴水。
夜市の空を走る、光の竜。
今の教科書と違う形をしていても、
それは本当に「壊れている」のだろうか。
そんなある日。
事故からリ
壊れたものを見ると、放っておけない。
切れた魔法線なら、すぐに杖を抜いて直してしまう。
けれど、三年前からどうしても直らない場所がある。
姉が死んだのと同じ日に閉鎖された、北旧区。
橋の上から見える四十七本の街路灯は、今も一本残らず消えたままだ。
学院でリゼと組むのは、おとなしい同級生のノア。
リゼが《筆杖》で魔法の線を読み、
ノアが《灯杖》で魔力を流す。
二人で町の古い魔法を直していくうち、リゼは少しずつ気づき始める。
壁の中で鳴る鐘。
十二時だけ水鳥を作る噴水。
夜市の空を走る、光の竜。
今の教科書と違う形をしていても、
それは本当に「壊れている」のだろうか。
そんなある日。
事故からリ
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?