概要
その配信を見ていたのは、俺ひとりだった。
残業帰りに開いた配信の視聴者数は「1」だった。私ひとりだった。
初めてコメントを打った。切り抜きを作り、投稿時刻を計り、タイトルを十五文字に収めた。二人は五人になり、百人になり、千人になった。彼女は泣いて喜んだ。全部うまくいった。
同接が増えるほど、私のコメントは読まれなくなった。
そして私は知る。彼女がなぜ「同接1」の場所にいたのかを。
誰にも見つかりたくなかった人を、善意で見つけてしまった話。
初めてコメントを打った。切り抜きを作り、投稿時刻を計り、タイトルを十五文字に収めた。二人は五人になり、百人になり、千人になった。彼女は泣いて喜んだ。全部うまくいった。
同接が増えるほど、私のコメントは読まれなくなった。
そして私は知る。彼女がなぜ「同接1」の場所にいたのかを。
誰にも見つかりたくなかった人を、善意で見つけてしまった話。
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