概要
【30,000PV、現代ドラマ週間最高57位達成】
1日最高2,200PV 感謝感激です!
49歳、中年サラリーマンの神楽蓮(かぐら れん)。
持ち前の要領の良さだけで「そこそこの勝ち組人生」を歩んできた俺は、ある朝、昭和63年の実家で目を覚ます。
小学5年生の姿に戻り、単なる明晰夢かタイムリープだと思っていた。
だが、そこにいたのは――記憶にないはずの【美少女の姉】と、跡形もなく消えた【実の弟】。さらに、転校したはずの初恋の少女や、見覚えのない隣家の美少女まで現れる。
ここは過去ではない。俺の知る歴史とは違う「パラレルワールド」だった。
「――妻は? 息子たちは……? 俺の愛したあの家族は、どこへ行ったんだ」
失われた家族を取り戻す術もなく、狂った世界線に取り残さ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!失われた愛する日常と、歪んだ昭和。中年男の魂が震える二度目の人生……
※【小学生編】第1章 昭和末期への転移と、歪んだ世界
第10話「崩れ落ちた世界と、消えた未来」までのレビューです。
単なる都合の良い過去への回帰ではありません。
目覚めた昭和63年の自室には、知るはずのない姉が微笑み、いるはずの実弟の姿はどこにもありません。
そこは歴史の糸が根本から解きほぐされた、見知らぬパラレルワールドでした。
本作の素晴らしい魅力は、いわゆる「やり直しもの」の甘美な万能感を打ち砕く、痛切な導入にあります。
要領の良さで築き上げた家庭を持つ49歳の主人公。
しかし世界の歪みを冷静に分析すればするほど、愛する妻や二人の我が子がいる未来へは二度と戻れないという残酷な…続きを読む - ★★★ Excellent!!!見たことのない切り口で展開される、新しいタイムリープ作品。
「あの頃に戻りたい」
「もしも学生時代に戻れたら」
そんな夢物語を居酒屋で酔っ払いながら仲間と駄弁ってきたこともありました。
けれど、もしも過去に戻れた時、
「あの頃」が知ってる「あの頃」じゃなかったら……?
主人公がかつて生きてきたはずなのに、知らない日常。
あれも違う、ここも違う。
違和感だらけなのに……
なんだってこんなに“異常の説明ができる”世界なんだ……!
ただの不思議なストーリーで終わらない。
すべての「違う」にはちゃんと理由があったんです。
新しい「あの頃」に困惑し翻弄される主人公と共に、
読者の胸は何度も締め付けられる。
面白い! 面白すぎます!
見たことのない…続きを読む - ★★★ Excellent!!!もう一度青春と家族に向き合う再生の物語。
毎日コツコツと読み進み、ようやく最新話まで追いつきました。
面白いからこそ読み続けられる。素晴らしい作品です。
人生をもう一度歩み直す話ではあるのですが、単純に昔に戻ってやり直すという感じではなく、一度生きた時間や記憶を抱えたまま新しい日々を過ごしていく物語。
昭和・平成の空気や学校生活にはどこか懐かしさがあって、その中に、大人として長く生きてきた主人公ならではの感覚が混ざっています。
ただ懐かしい時代をもう一度楽しむだけではなく、「一度目の人生を知っている人が、同じようで少し違う世界をどう生きるのか」というところに、この作品ならではの味があるように思います。
過去をなかったことにして…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ギロリと目を怒らせ、ぐっと歯を食いしばりながら、魂の底から叫ぶように
「ギギギ……! 49年もの長い間、昭和と平成の荒波を地這うように生き抜いてきた男の魂じゃ!!」
月の輪先生が魂を込めて描く、『夢の終わりの、その先で』!!
戦争や激動の時代を泥すする思いで生き抜き、前世で抱え込んだ傷や無念……。そんなもん、普通なら悔やんでも悔やみきれん『夢の終わり』の絶望じゃ!
だが、この主人公は違ったで!!
胸に刻んだ前世の記憶をただの悔やみ事にせず、あたたかい絆に変えて、諦めそうになる少女たちの手をガッチリと掴み取ったんじゃ!
「わしらは絶対に諦めんぞ! 踏まれても踏まれても青い芽を伸ばす麦のように、何度でも立ち上がって生きてやるんじゃ!!」
一度は絶望に叩き…続きを読む - ★★★ Excellent!!!謎と哀愁、一味違うビタースイートなタイムリープ青春物語
要領良く人生をこなしてきた中年男性が突然小学生時代に逆行する所から始まる、SF要素のある青春物語です。
そこに広がっていたのは、彼の知る過去とはほんの少しだけ『ズレた』世界線。
ただでさえ要領の良い主人公はこの超常現象に戸惑いながらも、小学五年生としてはスマート過ぎる立ち回りを見せ、当然モテまくりの薔薇色やり直し人生を謳歌する…
のかと思いきやこの作品、物語のそこかしこに不穏さと哀愁が漂うのです。
彼にとってはタイムリープ前の人生もまたかけがえのないもの。
存在ごと消えてしまった家族に思いを馳せ、一方で世界の『ズレ』から生じた新たな幸福と誠実に向き合おうとする主人公には、確かな実存感を覚えま…続きを読む