概要
え?我って1000年も寝てたの?
生まれてから二百年間――敗北を知らなかった。
魔王すら恐れ、魔族はもちろん、人間の英雄たちさえも彼の前にひれ伏した。
その名は、天龍王
最強の種族・竜族の頂点に立ち、数え切れない戦場を支配した存在。
だが、あまりにも強すぎた。
戦えば勝つ。
挑まれても勝つ。
どんな強敵が現れても、結末は変わらない。
「……つまらん」
敵はいなくなり、世界は平和になった。
あまりの暇さに耐えられなくなったドラゴン王は、誰にも知られていない山奥の洞窟で眠ることにした。
少しだけ眠れば、また面白い時代になっているかもしれない。
――そう思って。
そして。
目を覚ました。
「……どれくらい寝ていた?」
外へ出たドラゴン王は、そこで信じられない光景を目にする。
自分が眠っていたのは
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