★
0
概要
聖剣を召喚しようとしたら、聖犬だった件
……――勇者召喚の儀。
それは古より王国に伝わりし、秘伝の技術であった。
未曾有の大災害が起きた時。
魔族による被害が増大した時。
瘴気によって飢饉が発生した時。
様々な国を襲った困難に、異世界から招かれた英雄達は、知識を、力を、惜しみなく提供し、国を救ってくれた。
そんな英傑を、犠牲なく喚び寄せる事は出来ない。
数多の魔道士が、平和を願い、その命を散らせた。
彼等もまた、英雄と言って良いだろう。
時代は下り。
長引く魔族との戦いに辟易していた若き王は、戦況を人間のものへと好転させるべく、勇者召喚の儀を行う事を決意した。
しかし優し過ぎる性根の王は、やつれた様子で言い放った。
「魔法陣を描くのに時間が掛かる?
時短しろ」
「勇者を喚ぶのに生贄が必要?
ならん」
数
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?