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概要
異世界は満席でした。なので、僕は立ってます。
事故で死んだ俺を待っていたのは、異世界転生――ではなく、転生受付だった。
「異世界転生のご希望ですね。申し訳ありません、現在満席ですので立ち見になります」
異世界転生者が増えすぎた結果、転生先はまさかの座席制。
主人公席は満席。村人席も満席。
空いているのは「立ち見席」だけ。
立ち見客に与えられるのは、
「遠巻きに見る」
「気配を消す」
「背景に溶け込む」
といった、どう考えても主人公向きではないスキルばかり。
勇者が旅立つのを立ち見。
魔王城でも立ち見。
そして、なぜか魔王を倒して世界まで救ってしまう。
しかし――。
「立ち見席の方は記録に残らない仕様です」
これは、世界を救っても主人公になれない男の、
だいたい立っているだけの異世界転生コメディ。
「異世界転生のご希望ですね。申し訳ありません、現在満席ですので立ち見になります」
異世界転生者が増えすぎた結果、転生先はまさかの座席制。
主人公席は満席。村人席も満席。
空いているのは「立ち見席」だけ。
立ち見客に与えられるのは、
「遠巻きに見る」
「気配を消す」
「背景に溶け込む」
といった、どう考えても主人公向きではないスキルばかり。
勇者が旅立つのを立ち見。
魔王城でも立ち見。
そして、なぜか魔王を倒して世界まで救ってしまう。
しかし――。
「立ち見席の方は記録に残らない仕様です」
これは、世界を救っても主人公になれない男の、
だいたい立っているだけの異世界転生コメディ。
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