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概要
忘れられゆく死者の国で、堕天使の弟を姉と共に救う旅
写真の中の顔が、少しずつ、思い出せなくなっていく。名前も、輪郭も、曖昧になっていく——「忘れられること」そのものが、静かに、この国を蝕んでいた。
そこで出会ったのは、幼くして亡くなった子供たちの魂を導く天使、ルシア。彼女の弟、ニコもまた、同じ役目を担う天使だったが、あまりに多くの子供を救えなかった絶望の果てに、姿を消していた。
これまでとは違う敵——倒すべき一人の神ではなく、名もなき、輪郭を失っていく、無数の魂たち。
そして、これまでの旅で積み重ねてきた共鳴の代償が、ユズキ自身の中にも、静かに、忍び寄り始めていた。
倒すためではなく、思い出すために。ユズキは、ルシアと共に、忘れられていく国の奥深くへと、足を踏み入れていく。
この旅を見届けてくださることに、心から感謝します。
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