概要
視えるから、わかる想いがある。
幼少期から幽霊が視える私。
生きている人間と霊の区別がつかない。
ある日、子供が道路に飛び出し、車と接触しそうになった。子供を助けようと手を伸ばして子供の手を――――掴めなかった。
私の手が、その子の手をすり抜けた…『霊』だった。
「君、面白いね。霊を助けようとするなんて」それを近くで見ていた男性が笑っている。
「もしかして会話もできたりするの?」「いつから視えるようになったの?」など、一方的な質問攻め。
そして、男性はポケットから名刺を取り出す。
『喫茶 たゆたい探偵所』
喫茶店? 探偵所? いったい、どっちなのよ!?
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強引に渡された名刺と、特殊なメガネ。
私の『孤独な日常』は、ここから大きく動き出す――
幽霊が視
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