概要
無駄だよ。吸血鬼はそういうのには写らない――バッチリ写ってたんだが!?
「大丈夫。君達なら、いつかきっとこの迷宮を踏破できる。……僕は、ここまでだ」
無能と蔑まれ、パーティのお荷物だった僕は、最後の探索で仲間を守り、災厄を道連れに自爆した。
――そうして僕は、死んだ。
はずだった。
三年後。僕は迷宮の底で、めちゃくちゃ元気に店番をしていた。
人も魔物も駆け込む、迷宮の底の駆け込み寺。相棒は、かつて僕が道連れにしたはずの伝説の吸血鬼・マリ。なぜか僕を「マスター」と慕う彼女は、ちょっとばかり僕への想いが重い。
無能だったはずの僕の力は、どういうわけか今、迷宮では誰にも負けないものになっていた。指一本触れず、地形を読むだけで、上位の探索者すら翻弄できる。
だから今日も、攫われた魔物の子を助けに行くだけの、いつもの仕事のはずだった。
無能と蔑まれ、パーティのお荷物だった僕は、最後の探索で仲間を守り、災厄を道連れに自爆した。
――そうして僕は、死んだ。
はずだった。
三年後。僕は迷宮の底で、めちゃくちゃ元気に店番をしていた。
人も魔物も駆け込む、迷宮の底の駆け込み寺。相棒は、かつて僕が道連れにしたはずの伝説の吸血鬼・マリ。なぜか僕を「マスター」と慕う彼女は、ちょっとばかり僕への想いが重い。
無能だったはずの僕の力は、どういうわけか今、迷宮では誰にも負けないものになっていた。指一本触れず、地形を読むだけで、上位の探索者すら翻弄できる。
だから今日も、攫われた魔物の子を助けに行くだけの、いつもの仕事のはずだった。
……
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