概要
「絶対に夕日が沈む前に出ろ」――それが、神様の場所のルールだった。
沖縄の聖域『御嶽』に迷い込んだ四人の少年の、忘れられない、最悪で最高の夏休み。
中学最後の夏休み。
新城蓮は、幼馴染の陸、ユタの孫である葵、お調子者の大地とともに、退屈しのぎの肝試しとして、立ち入り禁止の聖域『御嶽(ウタキ)』の森へ足を踏み入れた。
「日没までに絶対に出ること」
葵が告げた不気味なルールを無視して、森の奥へ迷い込んでしまった四人。
だが、そこはただの不気味な森ではなかった。
日没の瞬間、歪み始める空間。
そして気づけば彼らは、一年前の「あの出来事の日」へとタイムスリップしていた――。
そこにいたのは、もう二度と会えないはずだった少年。
迫りくる、あの日と同じ日没。
タイムリミットが刻一刻と近づく中、蓮たちは陸を連れて、無事に現代へ帰ることができるのか。
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