概要
よく効く薬だ。効かない人がいる、というだけの話である。
神無瀬市で漢方内科をやっていると、月に何人か、カミドメ錠が効かないという患者が来る。
三か月前からのめまい。MRIは異常なし。調剤ロボットが、神威曝露の痕跡を検出する。だが本人は、神格に会った覚えがない。
「思い出したい?」
「忘れたい?」
訊かれたのは、医者のほうだった。
三か月前からのめまい。MRIは異常なし。調剤ロボットが、神威曝露の痕跡を検出する。だが本人は、神格に会った覚えがない。
「思い出したい?」
「忘れたい?」
訊かれたのは、医者のほうだった。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?