概要
中身は、白紙だった
毎年八月十日、実家に僕あての手紙が届く。差出人の欄は空白。中身は、何も書かれていない便箋が一枚。
十四のときから、二十通たまった。
深夜の社で会った双子は、その便箋を拾い上げて、こう言った。
「たくさん書いてある」
「その字は、友達だった人にしか読めないんだよ」
思い出したい? 忘れたい?
十四のときから、二十通たまった。
深夜の社で会った双子は、その便箋を拾い上げて、こう言った。
「たくさん書いてある」
「その字は、友達だった人にしか読めないんだよ」
思い出したい? 忘れたい?
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?