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概要
役立たずの鍵が開くのは、扉か。未来か。
人の根源的な願いが、異能「心装」となって現れる世界。
心装使いとダンジョン探索者を育てるアルセリア学院で、御門カナメの心装だけは、名前も能力も分からなかった。
具現化するのは、手のひらほどの鈍い銀色の鍵。
炎も出せない。敵も斬れない。何を開けるのかさえ分からない。
鑑定不能のその鍵は、いつしか「無銘鍵」と呼ばれるようになった。
それでもカナメは、探索者になることを諦めなかった。
彼には、誰にも見えないものが見えていた。
人や魔物が動き出す直前、力が最初に集まる場所に浮かぶ黒い点。カナメはそれを読み、剣と身体強化を頼りに、一瞬先の動きへ食らいついていく。
学院で同じ班になったのは、巨大な大剣で正面を打ち破る獅堂ガイ。
星光の使い魔とともに進む道を示す、幼馴染の七瀬セラ。
無
心装使いとダンジョン探索者を育てるアルセリア学院で、御門カナメの心装だけは、名前も能力も分からなかった。
具現化するのは、手のひらほどの鈍い銀色の鍵。
炎も出せない。敵も斬れない。何を開けるのかさえ分からない。
鑑定不能のその鍵は、いつしか「無銘鍵」と呼ばれるようになった。
それでもカナメは、探索者になることを諦めなかった。
彼には、誰にも見えないものが見えていた。
人や魔物が動き出す直前、力が最初に集まる場所に浮かぶ黒い点。カナメはそれを読み、剣と身体強化を頼りに、一瞬先の動きへ食らいついていく。
学院で同じ班になったのは、巨大な大剣で正面を打ち破る獅堂ガイ。
星光の使い魔とともに進む道を示す、幼馴染の七瀬セラ。
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