概要
進路希望欄は白紙。それでも──神々の戦争の結末は彼が決める。
高校二年生の冬は、燃えるように暑かった。
ミナトにとって、未来はまだ白紙だった。
それでも、ヒナタと過ごす日々だけは、当たり前に続いていくと思っていた。
その日、地球は焼かれた。
街も、人も、空も黒い炎に呑まれていく中──ひとつだけ、白く燃えるものがあった。
焼け跡に残されたのは、ミナトただ一人。
そんな彼の前に現れたのは、頭から四匹の蛇を生やした幼女だった。
幼女はミナトを見下ろし、訊く。
「この星を焼いたの、あなた?」
なぜ自分だけが生き残ったのか。
殺したいほど憎いのか、それとも、憎しみさえ灰になって散ったのか。
自分でも、何もわからない。
ただ、胸の奥にはひとつだけ、燃え残ったものがある。
ヒナタと地球に、何が起きたのか。
答えを知るため、少年は戦艦エルピスに乗り込み、地球
ミナトにとって、未来はまだ白紙だった。
それでも、ヒナタと過ごす日々だけは、当たり前に続いていくと思っていた。
その日、地球は焼かれた。
街も、人も、空も黒い炎に呑まれていく中──ひとつだけ、白く燃えるものがあった。
焼け跡に残されたのは、ミナトただ一人。
そんな彼の前に現れたのは、頭から四匹の蛇を生やした幼女だった。
幼女はミナトを見下ろし、訊く。
「この星を焼いたの、あなた?」
なぜ自分だけが生き残ったのか。
殺したいほど憎いのか、それとも、憎しみさえ灰になって散ったのか。
自分でも、何もわからない。
ただ、胸の奥にはひとつだけ、燃え残ったものがある。
ヒナタと地球に、何が起きたのか。
答えを知るため、少年は戦艦エルピスに乗り込み、地球
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