概要
追いかけてくんなー!!!
松葉風花には、誰にも言えない秘密がある。
それは、半径五メートル以内にいる人間の『心の声』が、強制的に聞こえてしまうこと。
優しい笑顔の裏の苛立ちも。
爽やかな言葉の奥に隠された欲望も。
本人すら口にしない、ドス黒い本音まで。
全部、筒抜けだ。
だから風花は、人と深く関わらず、大学でも鉄壁のソロ生活を貫いていた。
……はずだった。
「風花ちゃん、待って!」
大学で再会したのは、可愛い子犬系の幼馴染・成宮貴成。
表向きは人懐っこく爽やかなのに、その頭の中は、
(誰にも渡したくない)
(逃げられないようにしたい)
(僕だけを見てほしい)
重い。怖い。近い。
全力で逃げる風花を、笑顔で追いかけてくる。
さらに現れたのは、品行方正で誰からも慕われる完璧な王子様・西条
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?