フィクションにおいて、金とはよく汚いもの、醜く歪んだ大人の象徴のように登場することがしばしば散見されます。しかし、この作品において金とは繋がりの象徴のようなものだったように感じます。『金の切れ目が縁の切れ目』という諺もありますが、逆に言えば、金によって繋がる絆や関係性もあり、決してそれらは必ずしも悪いものではないのかもしれない。そういう風に考えさせられる作品であったと思います。
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