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概要
本来なら、宇宙に存在しなかった。バランノイジーは“異常”そのもの。
「死にたくないなら走れ!」
惑星・セントリッシュ。
ある騒動に巻き込まれた2人の少年と少女は、見知らぬ誰かに手を引かれ、混乱の最中にあるセントリッシュから脱出する。
手を引かれて走った先。そこは同年代の少年が所有するという、航宙船の中だった。
「聞きたいこと、色々あるでしょ」
ノイジー騒動。
移動航宙船団。
階級国家。
星間戦争。
擬似的知性体。
留学渡航。
様々な事象が、思惑が。複雑に交差し、絡み合う。
生まれた場所も境遇も、バラバラな少年少女たちを結びつける。
少しずつ縮む距離の中、徐々に明かされるそれぞれの過去。
しかしその中の1人は、2人には言えないある因果を抱えていて──。
──存在しているという事実が、どこまでも深い業なのだ
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