★
0
概要
家族を奪ったのは、本当にこの男なのか――。
朔国東部 東州の名家・沈家に生まれた沈瑶月は、辺境で戦う将軍の父と三人の兄に愛され、何不自由なく育った十三歳の少女。
王太子・蕭長淵の妃候補として高等な教育を受ける一方、戦場へ赴く家族の役に立ちたいと医術を学んでいた。
――あの日までは。
永平十六年。
東州と沈家を襲った謎の惨劇。
家族を失い、傷だらけの姿で都へ送られた瑶月は、四年後、長淵の軍に従軍する軍医となっていた。
戦場で人の命を救いながら、瑶月の胸には一つの疑念が生まれる。
あの日、沈家を襲ったのは本当に山賊だったのか。
そして、自分たちを滅ぼしたとされる景国の若き将軍――劉晟は、本当に冷酷非道な男なのか。
永平二十年、戦場で二人は出会う。
敵将と、敵国の軍医として。
やがて瑶月は、復讐のために近づいたその男
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?