概要
山のものは、死んでも忘れない。
山で瀕死の猫を拾った、無愛想な男・源蔵。
その晩、家からは猫の悲鳴が響き、翌朝には、血のついた包丁と、庭に穴を掘る源蔵の姿が目撃された。
村にはひとつの噂が残った。
――源蔵は、あの猫を食ったのではないか。
それから十年。
雪深い夜、道に迷った一人の娘が源蔵の家を訪れる。
山のものを殺すな、と昔の者は言った。
死んでも覚えているからだそうだ。
とくに猫はいけない。
その晩、家からは猫の悲鳴が響き、翌朝には、血のついた包丁と、庭に穴を掘る源蔵の姿が目撃された。
村にはひとつの噂が残った。
――源蔵は、あの猫を食ったのではないか。
それから十年。
雪深い夜、道に迷った一人の娘が源蔵の家を訪れる。
山のものを殺すな、と昔の者は言った。
死んでも覚えているからだそうだ。
とくに猫はいけない。
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