概要
森鷗外の『舞姫』のエリスに転生したけど、豊太郎とは絶対付き合いたくない
バレエダンサーだった私は、ある日森鷗外の小説『舞姫』のエリスに転生してしまった。
原作のエリスは、豊太郎という日本人の留学生と恋人になり、豊太郎の子どもを身籠もるのだが、最終的に豊太郎は身重のエリスを捨て、一人で日本に帰ってしまうのだ。
そんなクズ野郎と付き合うのなんて絶対イヤ!!
何としても、バッドエンドは回避してやる――!
原作のエリスは、豊太郎という日本人の留学生と恋人になり、豊太郎の子どもを身籠もるのだが、最終的に豊太郎は身重のエリスを捨て、一人で日本に帰ってしまうのだ。
そんなクズ野郎と付き合うのなんて絶対イヤ!!
何としても、バッドエンドは回避してやる――!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!秀逸でスッキリするアンチテーゼ作品
皆様は、森鷗外様の『舞姫』はご存知でしょうか。ご存知ですよね、高校の授業で習いましたでしょう。
舞姫は本当に面白い作品ですが、同時にあまり快い結末ではありません。この時代の文学はバッドエンド性が尊重されがちだったので、現代人感覚からすると不満も多いでしょう。
では、この作品を現代人向けに改変するとしたら??
本作はそんな意図を感じます。時代に合わせたアンチテーゼ作品というやつですね。
もう本当に面白かったです。私は近代文学が好きな人間ですが、それでもやはり感性は現代人なので、私も舞姫の作風を何の不満も持たず快く受け入れられた訳ではなかったのです。本作はその微量な不満に良いピリオドを付けて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!鴎外さん、すみません。
森鴎外の『舞姫』をご存じでしょうか。
鴎外がロシアに赴任中にエリスという現地女性とつき合って棄てたというお話です。自己体験を元にしていると言われ、私は80年代に篠田正弘監督が撮った映画を観ましたが、鴎外役を郷ひろみが演じてました。
いずれ日本に帰るということはわかっているのに、その間だけの女だったのでしょうね、さよならも言わずに去って行くのです。この作者は「カス」と言ってます。そこまでひどいとは思いませんが、それを小説に書く鴎外は、外人女をものにしたことを自慢にしたかっただけか?と疑問に感じることはあります。もっとも、今も読まれる名作として残したのは、さすがは文豪ですが。
その『舞姫』のエリ…続きを読む