概要
六年間、リューネ・ヴォワイエは王宮の代筆係として仕えてきた。書簡を清書するだけでなく、筆跡に刻まれた嘘・本心・感情を読み取り、誰にも知られないまま幾つもの外交危機を回避してきた。
ある日、婚約者のクロード・テオリエ伯爵から「代筆など代書屋と同じでしょう」と侮辱され、従妹フィーナとの婚約を発表される。リューネは六年分の書簡帳を手に王都を去り、辺境の地で代書屋を開く。
辺境伯ゼファー・マクロードと出会ったリューネは、彼の文字に一切の嘘がないことを知る。追放から一年後、王都で連続する外交失敗の責任を問われ、証人として呼ばれたリューネは、六年分の記録を静かに開いた。
ある日、婚約者のクロード・テオリエ伯爵から「代筆など代書屋と同じでしょう」と侮辱され、従妹フィーナとの婚約を発表される。リューネは六年分の書簡帳を手に王都を去り、辺境の地で代書屋を開く。
辺境伯ゼファー・マクロードと出会ったリューネは、彼の文字に一切の嘘がないことを知る。追放から一年後、王都で連続する外交失敗の責任を問われ、証人として呼ばれたリューネは、六年分の記録を静かに開いた。