概要
俺たちは水晶になれなかった。
【カクヨムときめく小説大賞:短編ビギナー部門応募作品】
心身を壊して東京から地元に戻って来た会社員・水希は、買い物をするために立ち寄ったスーパーのレジで高校時代の同級生・晶に再会する。晶は突然、「海へ行こう」と言い出し……。
あの日触れたもの、そして壊したもの。世界なんて知らずにいた。
何者にもなれず、輝くこともできなかった2人の、短い一瞬。
心身を壊して東京から地元に戻って来た会社員・水希は、買い物をするために立ち寄ったスーパーのレジで高校時代の同級生・晶に再会する。晶は突然、「海へ行こう」と言い出し……。
あの日触れたもの、そして壊したもの。世界なんて知らずにいた。
何者にもなれず、輝くこともできなかった2人の、短い一瞬。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何者にもなれなかった男たちは、ガラクタのシーグラスに何を思うのか。
大人になった男たちが海のある田舎の町で再会し、過去へ思いを馳せるお話です。
主人公は東京での生活に疲弊し、地元のスーパーで働く水希で、水希視点で物語は進行します。
街灯の少ない夜道を歩きながら、フェンスの向こうの真っ暗な海を見ながら、彼は大人になって現れた高校の同級生、晶に高校時代の姿を重ねます。その鮮やかな情景は美しく、読者をうっとりとさせます。綴られる感情は激しく読者を切なくさせます。
晶はなぜ、地元へ戻ってきたのか。
過去の回想シーンに水晶が登場するのか、その水晶にどんな思いをこめていたのか。
晶の話を聞いたあと、水希が告白したこととは。
お勧めです。
青春時代は遠く何者に…続きを読む