概要
三年後に処刑される皇子は、まず花瓶の定期購入をやめた
処刑台の夢で目が覚めた。罪状は「浪費および軍費横領」。第三皇子ヴィルヘルムは、三年後に母と妹もろとも処刑される悪役皇子だった。
だが前世の僕は、子会社監査ばかり回される経理屋である。まずは自分の宮の帳簿をひらく。誰も使わない花瓶が月十二本、記憶にない「趣味娯楽費」、そして「予算不足」で差し戻された母上の薬湯代。
全部止めた。ただの経費削減のはずだった。
『剣も魔法も使わず、書類だけで派閥の資金網を三つ切った。あれは帝国の金脈を、裏から牛耳るつもりだ』
武器は請求書と納品書と帳簿だけ。引き籠りたいだけの第三皇子が、帳簿で処刑ルートをひっくり返す、経理無双×勘違い宮廷ファンタジー。
だが前世の僕は、子会社監査ばかり回される経理屋である。まずは自分の宮の帳簿をひらく。誰も使わない花瓶が月十二本、記憶にない「趣味娯楽費」、そして「予算不足」で差し戻された母上の薬湯代。
全部止めた。ただの経費削減のはずだった。
『剣も魔法も使わず、書類だけで派閥の資金網を三つ切った。あれは帝国の金脈を、裏から牛耳るつもりだ』
武器は請求書と納品書と帳簿だけ。引き籠りたいだけの第三皇子が、帳簿で処刑ルートをひっくり返す、経理無双×勘違い宮廷ファンタジー。
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