概要
忘れたくない後悔とあの日の温もりを乗せて路面電車は時間(とき)を走る。
東京の喧騒に疲れ、祖母が遺した海沿いの町へ帰ってきた主人公。あてどなく歩く彼女の前に現れたのは、使われていないはずの錆びた路面電車だった。吸い込まれるように乗車した車内は、人生の「戻りたい瞬間」へと時間を逆行し始める。過去は変えられない。それでも、あのとき言えなかった「ありがとう」を伝えるため、終着駅へと向かう切なくも温かなヒューマンドラマ。
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