概要
「仕方ないね」
蛙。
僕が周りからそう呼ばれているのは足のせいだった。
生まれつき左足の骨に異常があり、立っている時も歩いている時もだらしなくぶらぶらさせていて、持ち上げられた蛙に似ているのである。
それについて、僕自身は特段思うところはなかった。確かに蛙に似ていたし、好きに笑わせておけば丸く治る。それよりも、母の体が心配だった。
父が流行病で亡くなった後、母は一人、細い体で大黒柱として家を支えていた。少ない金を稼ぐために昼夜働き、足りない分は近所に借りて回っていた。
そんな母に、僕はわがままを言ってしまった。
「自転車がほしい」
僕が周りからそう呼ばれているのは足のせいだった。
生まれつき左足の骨に異常があり、立っている時も歩いている時もだらしなくぶらぶらさせていて、持ち上げられた蛙に似ているのである。
それについて、僕自身は特段思うところはなかった。確かに蛙に似ていたし、好きに笑わせておけば丸く治る。それよりも、母の体が心配だった。
父が流行病で亡くなった後、母は一人、細い体で大黒柱として家を支えていた。少ない金を稼ぐために昼夜働き、足りない分は近所に借りて回っていた。
そんな母に、僕はわがままを言ってしまった。
「自転車がほしい」
ありがとうございます。
何かしましようか? 靴舐めたりできます。ぺろぺろ。
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