実際に頭のいい人の中身がちょっと面白い人だった、というオチ。面白い、は、芸人的な面白さではなくて、そんなに有能なのに考えてることはそんなことなのね、っていう、親しみを持たれる面白さ、である。有能さを自覚している人は無意識な刃を持ちがちだけど彼は無自覚ゆえに刃がない。それを有能というのだよ、ということを自ら評価することのない無自覚な振る舞いが周囲の好感度を爆上げしていく。読んでいてとても好感の持てる主人公でした。