概要
身寄りのない子供たちを教育するのは、元王国騎士。
そこへ赴任してきたエレナは、院長ガイウスの教育方針に驚く。
人を育てるとは一体なんなのか。エレナは考えつつ、子供たちと一緒に成長していく。
そして孤児院を巣立った子供たちが、ふたたびこの巣に帰るとき、ガイウスの頬に一筋の涙が零れた。
8/1から全12話、毎日20時投稿です。
イケオジコンテスト参加作品。皆様の応援よろしくお願いします!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!この父にして、この子たちあり。
物語は、エレナがヴァレンティア孤児院で院長・イケオジガイウスと出会うところから始まります。
穏やかな日々の中で、ガイウスは子供たちに生きていくための知恵や力を与える。
その上で孤児院でありながら、子供たちが畑仕事を行い、食事の片付けもさせる。
孤児院としてはあるまじき姿なのかもしれません。
しかし、子供たちの将来を心から考えているからこその愛情であり、教えなのだなぁと感じました。
そして、一番成長したのはエレナでは?と個人的には思うのです。
物語を通して、温かい話がほとんどです。
稀に悪意が出てきますが、世の中ってそういうものだよな、と思ってしまえるのが悲しい……。
元王国最強騎士…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ぶっきらぼう、大雑把、だが、本物のイケオジとはかくあれかし。
子供を働かせ、喧嘩も止めない。最初は誰だってエレナと同じ顔になると思う。でも、この男が渡そうとしているのは飯でも寝床でもない。
ガイウス。
声はでかいし、帳簿は溜め放題。そのくせ子供の鼻血を診る手つきだけは妙に慣れている。何も語らないこの男が、なぜ孤児院なんてやっているのか。その理由が明かされる夜の場面は、わりと効く。
そしてこの物語がどこへ向かうのかは、タイトルがもう言ってしまっている。父となる、と。だからこそ、子供たちが彼をどう呼ぶのか、呼ばないのか。そこだけを見ていてほしい。
最後の一行にたどり着いたとき、あなたはどんな顔をしているだろう。 - ★★★ Excellent!!!英雄の「その後」として、静かなのに本当に熱い物語
かつて英雄と謳われた男が、戦いの後に手に入れた『家族』の物語。
短いストーリーですが、読後の満足度は非常に高いです。
むしろ、濃いストーリーを無駄無く読みやすくまとめていて、一気読みにも最適な作品だと思います。
「あぁ、このキャラクターは、このストーリーは最後にはこうなって欲しい」という最終話は、孤児院を巣立った子どもたちのスピンオフ作品への期待を抱かざるを得ません。
派手な戦闘シーンや絢爛豪華な貴族の社交界もない、でも人の強さや強くあろうとする人の姿は、日々の営みの中に映し出されるもの。
そんな読後感を得られる物語でした(`・(エ)・´)b