概要
フォーム解析のはずだった。たぶん、それは恋だった。
日向まことは、高校の陸上部で二年生エース・白瀬凛の走りに目を奪われた。
肩の抜け方。接地の静かさ。三歩目の腰の高さ。
そして、ユニフォーム越しに見える肩甲骨。
速くなるためのフォーム解析として、まことは真面目に「白瀬先輩観察ノート」をつけ始める。けれど、そのノートには練習記録ではない一行が混ざっていた。
白瀬先輩の肩甲骨は、すごく綺麗。
そのノートを本人に読まれた日から、二人の距離は少しずつおかしくなっていく。
走りを見ているだけだったはずの後輩と、走りだけ見られるのが嬉しくて、でも少し寂しい先輩。フォーム解析から始まる、陸上部先輩後輩の不器用な恋の話。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!短距離フォーム解析から始まる、近くて遠い恋
コメント失礼します。
日向と凛先輩の距離感が最高です。
日向のキャラクターデザインが秀逸で、本人は陸上に真剣、故に恋に鈍感でフォーム解析を通じ凛先輩に無自覚にアプローチをかけていくのがラブコメとして読んでいて痛快でした。
凛先輩も走りのフォームが綺麗で教えるのが上手いという頼れる先輩としての一面を見せながらも日向にフォームを褒められると耳まで赤くなったり、日向が他の陸上選手のフォームに夢中になっていると嫉妬するという乙女の一面を見せたりラブコメヒロインとして
隙がありません。
読んでて自然と口角が上がる青春ラブコメ小説です。二人の関係の進展を今後も楽しみにしています。