概要
終わらせたはずの初恋は、上司になった幼馴染によって再び動き始める
武藤晴明、28歳。
目立つことが苦手で、穏やかな日々を過ごしていた彼の前に、本社から新しい部長が赴任してくる。
その人物は、十五年前に自分から距離を置いた幼馴染――時川巧夜だった。
子どもの頃、兄のように慕っていた「タク兄」。 しかし今の彼は、誰もが認める優秀な上司になっていた。
「武藤くん」
会社ではそう呼ぶ巧夜が、二人きりになると昔と変わらない優しい声で名前を呼ぶ。
十五年前、二人の間に何があったのか。
閉じ込めていた十五年前の記憶が、少しづつ蘇っていく――。
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