ナツガタリ応援になります。
晴明と巧夜は幼馴染で両片思い。
言葉をかけられずに離れたあの日から数年。巧夜は晴明の上司として職場へ移動してくる。
うわー好みのオフィスラブだ!と歓喜していたら、過去編が非常に丁寧に綴られており、読む手が止まりません。
心理面描写が細かいので視点の変わる巧夜Sideではなるほど、こんなこと考えていたのねタク兄…とニヤニヤしっぱなし。
そう簡単にくっつかないのがBLの世界。二人の間には色々な問題があり、ここはオイシイシーンですよね、という所でも鋼の自制心が働いて何もない。(お預け)
しかしこのオイシイシーンの積み重ねが晴明の隠してきた、忘れたふりをしてきた「初恋」を思い出させるわけでして。
この作品は二人の「初恋」について着目されているので、過去においてきたはずの初恋が燻り二人がどの関係に着地するのかじっくりと追いかけております。
巧夜さんは最初っから晴明大好きモード全開なのですが、あの日のことがあるので、距離感をどうにか縮めようと頑張っております。
嫌われてなくてよかったと思う反面、あの時の言葉の続きを知りたい巧夜。
そして年齢的にそろそろ身を固めろよと外堀から猛烈なアタック。
果たして二人の「初恋」の行方はいかに。
一話一話丁寧で非常に読みやすい文章です。日常の中にひそむ美しい二人の初恋を追いかけてみませんか。
さり気なく晴明くんを応援していると思われる妹ちゃんがツボです。
出てくるキャラがみんないい味出しているので、とても読了感良い作品です。