概要
それは、とこしえの色。だから永遠を誓う人に贈るの。
祖母が危篤。
大学二年の七月。敬愛する祖母の緑子が危篤であると知らされた花純。すぐに会いに行くことを決意する。でもこの夏は、秀平と旅行に行こうと思っていた。
大学での花純は課題に追われる毎日。たとえ夏休みとはいえ、遠出二回分も時間を確保できない。
秀平と旅行には行きたい。しかし祖母はもう会えないかもしれない。苦渋の決断。しかし秀平はあっけらかんと返す。
「俺が花純の祖母ちゃんち行けばよくね?」
かくして秀平が麻生家を車に乗せて千葉県は香取市、常盤村へ。かつて有名だった大工の家系で、神社や村役場の設計、建築にも携わった経歴のある名家だったこともあり、花純のお祖母ちゃんの家はそれはもう豪邸。
毎年夏に開かれる「常盤風鈴まつり」も目前に迫り、豪邸の周りはもちろん、村中に風鈴が飾られ活気
大学二年の七月。敬愛する祖母の緑子が危篤であると知らされた花純。すぐに会いに行くことを決意する。でもこの夏は、秀平と旅行に行こうと思っていた。
大学での花純は課題に追われる毎日。たとえ夏休みとはいえ、遠出二回分も時間を確保できない。
秀平と旅行には行きたい。しかし祖母はもう会えないかもしれない。苦渋の決断。しかし秀平はあっけらかんと返す。
「俺が花純の祖母ちゃんち行けばよくね?」
かくして秀平が麻生家を車に乗せて千葉県は香取市、常盤村へ。かつて有名だった大工の家系で、神社や村役場の設計、建築にも携わった経歴のある名家だったこともあり、花純のお祖母ちゃんの家はそれはもう豪邸。
毎年夏に開かれる「常盤風鈴まつり」も目前に迫り、豪邸の周りはもちろん、村中に風鈴が飾られ活気