概要
その少女は兵器の鍵だった。だが、俺にとってはただの娘だ。
辺境の村で羊飼いとして暮らす男、ロウ。
彼はかつて、ファングという名で恐れられた腕利きの暗殺者だった。
十七年前、ロウはある婦人の暗殺依頼を受ける。
だが標的として待っていたのは、かつて騎士見習いだった頃に仕えた領主の娘、マリーナだった。
マリーナは、王国領に眠る古代魔導兵器を起動させる『鍵』となる聖なる力を持つ一族の女性。
王国にも帝国にも狙われた彼女は、赤子セリアに力を継がせ、ロウに娘を託して命を絶つ。
それから十七年。
ロウはセリアを戦争孤児として育て、相棒の魔犬ガルムとともに、辺境で静かな羊飼いの日々を送っていた。
しかし、王国軍が村に現れる。
聖光を当てられたセリアの手には、古代魔導兵器の鍵である証の紋様が浮かび上がった。
セリアは王国軍に連れ去られ
彼はかつて、ファングという名で恐れられた腕利きの暗殺者だった。
十七年前、ロウはある婦人の暗殺依頼を受ける。
だが標的として待っていたのは、かつて騎士見習いだった頃に仕えた領主の娘、マリーナだった。
マリーナは、王国領に眠る古代魔導兵器を起動させる『鍵』となる聖なる力を持つ一族の女性。
王国にも帝国にも狙われた彼女は、赤子セリアに力を継がせ、ロウに娘を託して命を絶つ。
それから十七年。
ロウはセリアを戦争孤児として育て、相棒の魔犬ガルムとともに、辺境で静かな羊飼いの日々を送っていた。
しかし、王国軍が村に現れる。
聖光を当てられたセリアの手には、古代魔導兵器の鍵である証の紋様が浮かび上がった。
セリアは王国軍に連れ去られ