仕事も人間関係も何もかも最悪だった帰り道、八つ当たりするように踏みつけた先が祠だった。その瞬間、虫も車も風も消える静けさが怖いです。顔を覗き込む細長い何かには、目しかない。それでも最後に鳴ったのは、毎日うるさいと嫌っていた、あの低い「ンー」。もう二度とイヤホンでは消せません。
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