概要
生きるに値しない、私の命たち
治験で頭部に埋め込んだ自殺防止デバイス"LL"により、自分が選ばなかった未来が見えるようになった"私"。ビルの屋上で、洗面所で、駅のホームで、選ばれなかった私の命は虫のように潰されていく。生と死が交差するヴァーチャルの曼荼羅のなかで喪失していく現実。増殖していく自らの死体との邂逅を経て、真のリアルを感じるために私が選んだ答えとは――。究極にグロテスクなSF幻想小説。(東京銀経社アンソロジー「いつかあの空を越えて」収録作)
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