概要
逃げる為……。それ以上の理由なんてない。
姫野 姫咲はいつも同じ銘柄の安いウイスキーをルームシェア中の友人と夕食をとりつつ出勤前に飲む。職場は男装した女性達が客をもてなす変わり種のクラブ。競合も大していないため、規模はそれなりに大きい。姫咲はクラブの売り上げ1位に君臨しているが、そこに誇りなどなく、いつか壊れるその日まで、自宅と職場を行き来するだけ。姫咲という水面の底に映るのは愛か欲望か、濁った水面に咲くは枯れた花……。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?