概要
君の手が、震えているのを知っていた。
高校生の朔(さく)と紬(つむぎ)は、小学生の頃からの幼馴染。そして、付き合って一年の恋人同士。けれど二人は最初から知っていた。朔の病気のこと、そして彼に残された時間がもう長くないということを。周りには秘密にしたまま、学校では「ぶっきらぼうな彼氏と、それをあしらう彼女」を演じる二人。しかし、無情にもタイムリミットの日は近づいていく。病室のベッドの上、最後まで「ツンデレ」な態度で紬の未来を思いやる朔と、彼の優しい嘘をすべて包み込もうとする紬。最初から終わりが決まっていた二人の、不器用で、世界一美しい純愛ストーリー。
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