学校帰りの電車内、一駅分の時間でフッと肩の力が抜ける、最高に愛おしい姉弟のショートストーリーです。勉強と部活で心身ともにへとへとな弟に告げられる、なんとも理不尽なおつかい(圧)。その理不尽さに毒好きながらも、ラストにふっと思いついたささやかな反撃のセンスに、おもわずニヤリとしてしまいました。最後の一文に詰まった、生意気だけどどこか仲の良さを感じさせる絶妙な距離感。短い文字数の中にリアルな日常のワンシーンが鮮やかに切り取られており、読後感がとにかく爽快で心地いい一編です!【レビューコンテスト応募】
もっと見る