概要
ギャルに急に懐かれた。もしかして、私の裏アカ……バレてる?
黒江すみれ。学内では誰にも顔を覚えられない、透明な女子大生。
──ただし、裏では。顔を出さず、スタイルだけで四万人を魅了する、人気自撮りアカ「める」の中の人。
白河れいな。学内ヒエラルキー頂点の、完璧なカリスマギャル。
──ただし、裏では。即売会で新刊を完売させる、人気同人作家「灰村」。
二人の秘密が、ある朝、交差する。
ずっと”作画資料の神”として崇拝していた「める」の正体が──同じゼミの、地味なあの子だと、れいなだけが、気づいてしまったのだ。
言えるわけがない。「あなたの裏アカのファンで、それを参考に薄い本を描いてます」なんて。
だから用もないのに絡んでは、ボロを出す。突然の急接近に、すみれは怯える。「裏アカ、バレた……?」
表と裏が真逆の二人が、お互いの秘密の上で、すれ違い
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!心情描写が秀逸。目が離せない、綾取りみたいな恋物語
スクールカーストの頂点で完璧さを演じるギャルと、裏では4万人のフォロワーを魅了しながら学校では透明な存在である地味女。一見すると相容れないふたりが、ある秘密を通じて結ばれていく心理描写が、この作品の最大の魅力です。
本作は二人の視点を交互に描くことで、「あの子をもっと知りたい」けれど「秘密が知られたら困る」というもどかしさを見事に表現しています。特に内面の感情が爆発する瞬間のリズム感は、読んでいてドキドキさせられます。彼女たちの驚き、戸惑い、喜ぶ複雑な感情が面白おかしく表現されているのでページをめくる手が止まりません。
3話目までにふたりの交流も本格的に描かれていき、序盤からすでに…続きを読む