概要
〇・〇一秒の向こう側にいたのは、ずっと好きだった君だった。
好きだなんて言ったら、全部が壊れる気がした。
佐伯凛花と水嶋遥は、幼なじみで、ライバルで、ずっと隣にいた相手だった。
小さな頃から何でも勝負にしてきた二人は、中学で水泳部に入り、同じプールで泳ぎ続ける。
凛花は努力型。
遥は感覚型。
凛花がどれだけ追いかけても、遥はいつもほんの少し先にいる。
〇・八六秒。
〇・四二秒。
〇・二一秒。
そして、〇・〇三秒。
縮まっていく距離。
近づくほど苦しくなる想い。
遥に勝ちたい。
遥に見てほしい。
遥の隣にいたい。
ただ、その気持ちに「好き」と名前をつけた瞬間、二人の関係は変わってしまう。
だから凛花は、恋の代わりに勝負を選ぶ。
これは、好きと言えない少女が、最後の夏に水面の向こうへ手を伸ばす、幼なじみライバル百合。
佐伯凛花と水嶋遥は、幼なじみで、ライバルで、ずっと隣にいた相手だった。
小さな頃から何でも勝負にしてきた二人は、中学で水泳部に入り、同じプールで泳ぎ続ける。
凛花は努力型。
遥は感覚型。
凛花がどれだけ追いかけても、遥はいつもほんの少し先にいる。
〇・八六秒。
〇・四二秒。
〇・二一秒。
そして、〇・〇三秒。
縮まっていく距離。
近づくほど苦しくなる想い。
遥に勝ちたい。
遥に見てほしい。
遥の隣にいたい。
ただ、その気持ちに「好き」と名前をつけた瞬間、二人の関係は変わってしまう。
だから凛花は、恋の代わりに勝負を選ぶ。
これは、好きと言えない少女が、最後の夏に水面の向こうへ手を伸ばす、幼なじみライバル百合。