「一親等」この単語をここまで恐ろしく、そして切ない概念へ変えてしまう発想にただ驚いている。主人公の歪んだ論理は終始一貫していて、この文章を読んでいる者だけが異常性に気づいている構図が非常に不気味。夏帆を救済と称して破滅へ導く展開、そして冒頭の出産シーンがラストで本当の意味を持つ。これはぜひ先入観なしでぜひ頭から最後まで一気に読んで欲しい。読み終えたあと家族という願いがここまで歪んでしまう、それが人間の心なのだと気づかされる。非常に印象深い作品。高校生?びっくりです。【レビューコンテスト応募】
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